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Gift music :祈りが繋げる未来への橋「正覚寺ご祈祷&雅楽奉納演奏LIVE」

来る4月18日、400年にわたり祈りが行われてきた中目黒にある日蓮宗の寺院『正覚寺』において、鬼子母神堂に祀られる鬼子母神様のご縁日に満願会のご祈祷が行われます。
それに合わせ『ギフトとして届けるLIVE動画配信』を行います。

無料LIVE動画配信

4月18日(土)13:50より下記YouTubeにてご覧いただけます。

外部のアプリケーション(ごちめし)の案内画面が開きます。

「このメニューをごちる」→ 金額を一口500円以上にてご設定いただき(口数には制限はありません)、「ごちる人を選ばない」を選択後、必須項目をご入力の上確認画面にお進みください。

現在、世界的な新型コロナウィルスのまん延により、今まで構築してきた社会構造や経済システムを一から立て直す機会に私たちは直面しています。

このような状況下、400年にわたり祈りが行われてきた中目黒にある日蓮宗の寺院『正覚寺』において、鬼子母神堂に祀られる鬼子母神様のご縁日(4月18日土曜日)に満願会のご祈祷が行われます。

それに合わせ、古来より祈りの場で奏でられてきた、「雅楽の響き」を祈りとして、ご祈祷と共に「恩送り」をいたします。「恩送り」は『ギフトとして届けるLIVE動画配信』の形をとります。このLIVE動画は、ギフトとして、無料でどなたでもご観覧いただけます。

いま、コロナウィルスのまん延に対し、多くの方が先行きの見えない大きな不安を抱えています。家から出ないことで感染への物理的な安全を確保するだけでなく、そのような不安を託すことができる何かが私たちには必要です。それが古来から行われてきた「祈り」の営みであり、それに伴い人々の心を癒す音楽が必要とされてきたのではないでしょうか。

ぜひ、祈りを捧げたい方に、そしてあなたの大切な誰かにギフトとしてこの動画をシェアいただければ幸いです。

また、この「恩送り」による祈りと音楽の新たな経済循環の試みは、現在イベント・コンサート延期や中止のために活動・生活の危機にあるミュージシャンの「非対面型ビジネスモデルへの転換」のためのチャレンジの一環としての取り組みでもあります。

出演者とご祈祷へのお気持ちとしてのお布施を、同じく食による「恩送り」のシステムを構築している「ごちめし」様のプラットフォームより、『ごち』機能を利用して申し受けます。

多くの方々と今回の祈りと雅楽の響きを共有し、誰かを思いやる気持ちの循環を起こし、この状況を乗り越える一助となりましたら幸いです。

  • 日時:4月18日(土)
    • 13:50〜 ご挨拶
    • 14:00~ 鬼子母神堂 満願会 ご祈祷
    • 15:00頃~ 雅楽奉納演奏
  • 場所:中目黒 實相山 正覚寺 鬼子母神堂
  • ご祈祷:池田真一住職他 實相山 正覚寺 僧侶
  • 雅楽 出演者:中村香奈子(龍笛)三浦元則(篳篥)大塚惇平(笙)
  • 曲目:平調調子 五常楽急 曹娘褌脱 他(予定)
  • 主催:日本シルクロード芸能文化協会(silkroad japan)
  • 共催:實相山 正覚寺
  • 協力:ごちめし natural Paradox
私共からのメッセージ:

今回のコロナの状況を受けて、政府や東京都、WHOの指針に基づき、下記の様に最大限の配慮の上行います。

  • 経済産業省から「非対面型ビジネスモデルへの転換」が推奨されております。今回の取り組みは、このビジネスモデル転換を模索するものです。
  • 「3つの密」を避け、堂内の換気、人と人の距離に十分な配慮を行い、無観客、最低限のスタッフにて取り組みます。
  • 天候などの条件により、ネットワークが不安定になり、配信に影響が出る可能性がありますことご承知おきください。
  • 今回の取り組みは、下記のWHOによる「宗教関係者向けのガイダンス」(リンク)を遵守しております。

“Practical considerations and recommendations for religious leaders and faith-based communities in the context of COVID-19”

出演者プロフィール
中村香奈子(龍笛 正倉院復元楽器 排簫)

中村香奈子(龍笛 正倉院復元楽器 排簫)
横笛、雅楽、正倉院復元楽器 排簫の演奏家として国内外の様々な場にて活動中。

連綿と受け継がれてゆく呼吸、笛の音に導かれ雅楽と出会う。

笛の手ほどきを赤尾三千子氏に、横笛・左舞をはじめ雅楽全般を芝祐靖氏(元伶楽舎音楽監督)に、古代歌謡、右舞を豊英秋氏(元宮内庁式部職楽部首席楽長)各師に師事。東京芸術大学邦楽科雅楽専攻卒業。

「香風舎雅楽之会」を主宰し、自らも演奏企画や、学校公演、後進の指導、こころ楽しい雅楽の普及等、多岐に活動を展開している。

究極のみやびを追求する「花舞鳥歌風遊月響雅楽団」、篳篥の中村仁美氏、笙の中村華子氏とともに女性三人の奏者による「雅楽三昧中村さんち」を共同主宰。「雅楽」を主軸に、場との響き合い「かむながらの笛(即興演奏、自然の笛)」をライフワークとする。
https://kofusha.amebaownd.com/

参加CD等
「万葉に遊ぶ/むすびひめ」 「百人一首~恋の歌~」公益財団法人日本伝統文化振興財団、「天球アンビエントライブ/むすびひめ」、「秋庭歌一具/武満徹・伶楽舎」、「舞楽/伶楽舎」、「祝賀の雅楽/伶楽舎」、「Music For 陰陽師/伶楽舎(岡野玲子プロデュース)」、「一具/伶楽舎」、「絵解き『源氏物語』CD版 夕霧(月)竹林舎」、東宝映画「陰陽師Ⅱ」横笛演奏・横笛指導、「陰陽師」横笛指導にて参加

三浦元則(篳篥)

1982年生まれ。広島県呉市出身。

父、祖母の影響で幼少より雅楽に親しむ。

東京藝術大学雅楽専攻卒業。篳篥、楽箏、打物、歌物、右舞などを修める。

篳篥・古代歌謡を東儀雅季、三浦進、各氏に師事。

主に篳篥奏者として古典の演奏はもとより、現代曲の初演、他ジャンルとの共演、メディア出演、レコーディング、ディレクションなど活動は多岐にわたる。

映画「源氏物語~千年の謎~」(東映)、大河ドラマ「平清盛」「軍師官兵衛」(NHK)、映画「かぐや姫の物語」(スタジオジブリ)、「題名のない音楽会」(テレビ朝日)、「Blends」(NHK world) 、歌劇「Japan Orfeo」に出演、演奏協力。その他海外公演など多数参加。

「日本音楽集団」「Group4」所属。

東京藝術大学非常勤講師。

大塚惇平(笙)

ヴォイスパフォーマンスの活動を通して笙の響きの世界と出会う。早稲田大学第一文学部卒業。音楽文化論を小沼純一氏に師事。田島和枝氏に笙の手ほどきを受ける。その後、東京藝術大学音楽学部邦楽科雅楽専攻卒業。笙、琵琶、右舞、歌物を専攻。卒業後、笙、右舞、歌物を豊英秋氏(元宮内庁式部職楽部首席楽長)に師事。雅楽古典の演奏・研究をベースにしつつ、現代音楽や即興演奏、他ジャンルとの交流を積極的に行う。

近年の主な共演者には、今西紅雪(箏)齋藤徹(コントラバス)蔡怜雄(トンバク、ダフ)佐藤公哉(表現 hyogen)寺原太郎(バーンスリー)吉井盛悟(和太鼓、民俗芸能、作曲演出他)などがいる。また、さぬき映画祭「SETOUCHI THE MOVIE」笙×オーケストラ(2018)、瀬戸内芸術祭(2019)信濃の国 原始感覚美術祭(2019)吉井盛悟氏のプロジェクト「和楽奏伝」にて 浅草公会堂 タイ公演他(2019)中目黒 正覚寺開山400年記念祭にて雅楽×津軽三味線×箏×北インド古典音楽のsilkroad japanコンサートを実施(2019)他、学校公演や、各地のコンサートホール、アートスペースでの演奏、屋久島 益救神社、丹生都比売神社等の寺社にての奏楽奉仕等、精力的に演奏活動を行っている。
http://ohtsukajumpei.com