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re-connectするシルクロード【2020.12.21】

コロナ禍の中、人と人、国と国が分断され、あらゆる物事がリアルな状況から切り離されてしまっている今、シルクロードの終着点と言われる日本から、伝統芸能が宿している自然や他者との共生感覚を元に、多様性溢れる豊な音楽世界の繋がりを描きたい。そうした想いから、日本、アラブ、ペルシャ、インドの伝統音楽の奏者に集っていただきました。異なるアイデンティティーを持つ個人・文化が出会うことで生まれる新たな価値を感じていただけましたら幸いです。
/演奏日時 12月21日(月)18:00開場 19:00開演/全席指定 5,500円/
会場 紀尾井小ホール

かつてのシルクロードの終着点と言われる日本から、東から西へ、音楽を通した新たな繋がりを描くことができないだろうか。コロナ禍の中、人と人、国と国が分断され、あらゆる物事がリアルな状況から切り離されてしまっている今、日本の伝統芸能が宿している自然や他者との共生感覚を元に、多様性溢れる豊な音楽世界の繋がりを描きたい。そのような思いの元に、日本、アラブ、ペルシャ、インドの伝統音楽の奏者に集っていただきました。洋の東西を問わず存在する「五大元素」の宇宙観を元にした小編成でのアンサンブル、今回の公演のために書き下ろされたオリジナル楽曲を中心にした出演者全員でのシルクロード・アンサンブルなど、今回の編成ならではの響きをお楽しみいただきます。異なるアイデンティティーを持つ個人・文化が出会うことで生まれる新たな価値を感じていただけましたら幸いです。

イベント概要:
  • 演奏日時 12月21日(月)18:00開場 19:00開演
  • 全席指定 5,500円(コロナ対策による座席数限定)
  • 会場 紀尾井小ホール 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町6−5
    https://kioihall.jp/access
チケットお申し込み:

チケットぴあ
0570-02-9999  pia.jp/t
Pコード:189494

  • 当日券の発券は直前の状況により判断させていただきます旨ご承知おきください。
  • 車椅子をご使用のままご鑑賞いただける場合があります。車椅子でのご来場については、お早めに各公演主催者にご相談ください。
  • 3歳未満のお子様はご入場いただけません。
出演者:
  • 岩崎和音(イラン・ペルシア古典音楽 サントゥール)
  • 大塚惇平(雅楽 笙)
  • 小山豊(津軽三味線)
  • 木場大輔(胡弓・作曲)
  • 立岩潤三(パーカッション)
  • 常味裕司(アラブ音楽 ウード)
  • 寺原太郎(北インド古典音楽 バーンスリー)
  • 中村香奈子(雅楽 横笛・排簫)
  • 山野安珠美(箏)
スタッフ
  • 企画製作・主催:一般社団法人 SILKROAD JAPAN
  • 舞台美術:田中紗樹
  • 照明:柳田恭宏
  • 映像撮影:natural Paradox
  • 音響収録:梶野泰範
  • 舞台監督:前田聡
  • フライヤーデザイン:Peach studio

当公演は、新型コロナウィルス感染拡大予防対策を徹底し実施します。ご来場の際は、下記の点についてご留意ください。

  • 咳エチケット、マスク着用、手洗い・手指の消毒の徹底をお願いいたします。
  • 社会的距離の確保の徹底をお願いいたします。
  • 下記の症状に該当する場合、来場をお控えください。
    • 37.5℃以上の発熱、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、味覚・嗅覚障害、眼の痛みや結膜の充血、頭痛、関節・ 筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐
* お問い合わせ先
  • SILKROAD JAPAN 事務局
  • 電話番号:050-1001-6933
  • e-mail : silkroadjapan2020@gmail.com
出演者プロフィール:
岩崎和音(イラン・ペルシア古典音楽 サントゥール)

大阪音楽大学作曲学科音楽学専攻卒業、イラン国立テヘラン大学大学院芸術学部音楽学科イラン伝統音楽演奏コース(サントゥール)修士課程修了。伝統的な音楽理論を、国内外で教鞭を執るDariush Talaei氏、サントゥール演奏法を、西欧でも活躍するKamkar兄弟に師事。テヘラン大学より最優秀国際学生賞受賞。日・イラン国交樹立90周年記念式典にて演奏。現在まで、テヘランや日本国内各地で演奏活動を行う。サントゥールレッスン教室「パルディースPardis」主宰。最近では、原摩利彦氏によるCD『PASSION』(2020)への参加、BSキャンパスon『中東の政治』(2020)へのテレビ出演など。

大塚惇平(雅楽 笙)

ヴォイスパフォーマンスの活動を通して笙の響きの世界と出会う。早稲田大学第一文学部卒業。音楽文化論を小沼純一氏に師事。田島和枝氏に笙の手ほどきを受ける。その後、東京藝術大学音楽学部邦楽科雅楽専攻卒業。笙、琵琶、右舞、歌物を専攻。卒業後、笙、右舞、歌物を豊英秋氏(元宮内庁式部職楽部首席楽長)に師事。雅楽古典の演奏・研究をベースにしつつ、現代音楽や即興演奏、他ジャンルとの交流を積極的に行う。近年では各地の芸術祭やコンサートホール、アートスペースでの演奏、神社仏閣での奏楽奉仕等、精力的に演奏活動を行っている。http://ohtsukajumpei.com

小山豊(津軽三味線小山流三代目)

幼少より津軽三味線小山流宗家(祖父)小山貢翁に師事。日本最大流派の1つである小山流の三代目として、国内・海外で演奏活動を行っている。2001、 2002年 (財) 日本民謡協会津軽三味線コンクールで優秀賞を連続受賞。2011年には自身が結成した津軽三味線ユニット、OYAMA x NITTA で、ニューヨーク・カーネギーホール主催コンサートを成功させ、NY TIMESから称賛を受けた。ゲーム、CM等レコーディングやテレビ出演、サウンドプロデュース、指導などその活動の幅は広く多方面のジャンルにおいて活躍中。津軽三味線や民謡の魅力を伝えるため、伝統の継承とともに、枠にとらわれない柔軟な新たな解釈で既存には無いサウンドを生み出し続けている。

http://oyamayutaka.com/

木場大輔(胡弓 作曲)

淡路島出身。甲陽音楽学院にて音楽理論とピアノを学ぶ。古典胡弓を原一男師に師事。一方で文楽、風の盆、尾張万歳など日本各地で伝わる胡弓の奏法を研究。胡弓の伝統を尊重しつつも、四絃胡弓の開発、作曲など、胡弓の可能性を追求している。

吉田兄弟全国ツアーや、人形舞のホリ・ヒロシ氏との公演、映画「駆込み女と駆出し男」サントラ、NHK朝の連続テレビ小説「わろてんか」での吹替え演奏など、幅広く活動を展開。NHK Eテレ「新春眼福!花盛り」に出演、またNHKワールド「Blends」で全世界に繰り返し放送されるなど、注目の演奏家。胡弓重奏プロジェクト「弓連者」主宰。「絹擦会」を東京・横浜・大阪にて主宰。

立岩潤三(パーカッション)

タブラ・バヤを吉見征樹/プラフーラ・アタリーに、ダルブカをスス・パンパニン/セルダール・バグティルに師事。グレン・ベレスからフレームドラム、ファルボード・ヤードッラーヒからトンバクのプライベ-トレッスンを受ける。こういった中近東~インドの打楽器で実際にその国の古典音楽/トラッドを演奏すると共に、その可能性を探るべくロック、ポップス、ジャズ、古楽、各種ダンスや舞踊、ライブペイントとのコラボレーション等、幅広いジャンルへのアプローチを行っている。2016年8月に初のパーカッションソロDVDを発売。

http://tateiwajunzo.wix.com/tateiwajunzo

常味裕司(アラブ音楽 ウード)

日本では数少ないウード奏者。民族音楽センター(若林忠宏氏主宰)在籍中、アラブ音楽に出会う。スーダンのウード奏者ハムザ・エル=ディン氏のもとで演奏法を学び、89年よりチュニジアへ渡りアラブ世界を代表するウード奏者、アリ・スリティ氏(元チュニス国立音楽院ウード科教授)に師事、本格的にアラブ音楽を学ぶ。アラブ圏や海外の国々での演奏多数、日本においては、ソロ活動およびアラブ音楽アンサンブル「ファルハ」や「アラビンディア」を主宰し、様々な演奏家、舞踊家、パフォーマーと共演。NHKスペシャル[新シルクロード]第2部の音楽、録音にも携わる。洗足学園音楽大学ワールドミュージックコース・ウード講師。

http://www.oud.jp

寺原太郎(北インド古典音楽 バーンスリー)

91年より巨匠ハリ・プラサード・チョウラスィア師の弟子である中川博志氏に、96年より巨匠ニキル・ベナルジー師の愛弟子H.アミット・ロイ氏に師事。06年より継続的にオーストラリアWoodford folk festivalに出演。07年坂本龍一プロデュース「ロハス・クラシックコンサート」出演。映画「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ永遠に」(2011)、映画「るろうに剣心」(2012、2014)、スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」(2015)で挿入曲を演奏。インド、オーストラリア、南米、北米をはじめ国内外で演奏活動を行う。インド古典音楽の深い理解に基づく、叙情的かつダイ ナミックな演奏で、各方面より高い評価を受ける。

http://srgmtaro.jimdo.com/

中村香奈子(雅楽 横笛 正倉院復元楽器 排簫)

連綿と受け継がれてゆく呼吸、笛の音に導かれ雅楽と出会う。笛の手ほどきを赤尾三千子氏に、横笛・左舞をはじめ雅楽全般を芝祐靖氏(元伶楽舎音楽監督)に、古代歌謡、右舞を豊英秋氏(元宮内庁式部職楽部首席楽長)各師に師事。東京芸術大学邦楽科雅楽専攻卒業。「香風舎雅楽之会」を主宰し、自らも演奏企画や、学校公演、後進の指導、こころ楽しい雅楽の普及等、多岐に活動を展開している。「花舞鳥歌風遊月響雅楽団」「雅楽三昧中村さんち」共同主宰。「雅楽」を主軸に、場との響き合い「かむながらの笛(即興演奏、自然の笛)」をライフワークとする。
https://kofusha.amebaownd.com/

山野安珠美(箏)

山口県出身。東京都在住。沢井忠夫、沢井一恵の両氏に師事。NHK邦楽技能者育成会第44期修了。平成14年度文化庁新進芸術家国内研修員。平成19年度山口県芸術文化振興奨励賞、平成28年度エネルギア音楽賞等受賞。国内外において様々な可能性を求め、ソロリサイタルの他参加ユニットでの公演、洋楽器や民族楽器等ジャンルの異なる演奏家との共演、TV・ラジオへの出演、多数のCD録音への参加など、邦楽の世界にとどまることなく幅広い演奏活動を展開。現在、沢井箏曲院教師。AUNJクラシックオーケストラ、Dual KOTOÅ~KOTO、箏カルテット螺鈿隊メンバー。

田中紗樹(舞台美術)

サンフランシスコ生まれ
東京在住 絵描き。
女子美術大学 油画科卒業

アトリエでの制作活動の他、あらゆる土地に興味をもつ。
「日常を移動させる」ことによって各地に絵を残していく。
その土地のカラー、リズム、温度を感じ創作を続けている。

即興的な面白さ、遊び、communicationの場を求めて国内外で制作中。

HP : https://www.sakitanaka.jp
Instagram : https://www.instagram.com/sakitanaka0119/